季節のないところに住んでいると(雨季、乾季の違いはあるとしてもだ)風景というものにたいして腹立たしくなる時がある。 その点この国の四季は美しい。「待つ」ということを教えてくれる。そしてその間の「耐える」ということを教えてくれる。 一心行の桜は劇的に変化していた。あの日から。僕は待っていた。この日を。