1・屋外への移動時期
前年の霜が降りる前に室内へ搬入して管理していた株は、
最低気温が12℃〜15℃になったら屋外の半日陰の場所へ移動させます。
12℃以上と書きましたが、その辺りが安全な温度帯ということです。霜害の危険性もなくなり
、低温障害の出難い温度帯となると10℃より少し高めの気温ということになるかと思います。
■関連ページ>>>どこに置いて育てるか
2・摘葉の時期とその方法
摘葉は新芽が出始める成長期の初期が最も適しています。ちょうど室内から屋外へ出す3月の
下旬から4月にかけて行います。目的は株の形を良くするためと、茎節の分枝を促し、茎節数を
増やし、花を密集させて咲かせるために行います。方法につきましては
「
春の摘葉と秋の芽摘み」をご覧下さい。
■関連ページ>>>春の摘葉と秋の芽摘み
3・挿し芽の方法
挿し芽は摘葉をした茎節を使うと良いでしょう。ですから、屋外への移動 → 摘葉 → 挿し芽
の3つの作業を連動させて行うと効率的に作業できます。方法につきましては
挿し芽の方法をご覧下さい。
■関連ページ>>>挿し芽の方法
4・植え替えの時期と方法
成長しはじめてから少し過ぎたあたりが一番良いようです。成長をはじめたばかりの頃ですと、出鼻をくじ
かれるのかその後の成長に障害がでる場合もあります。夜間の気温が15℃になる4月中旬から下旬が
最適だと言われています。方法については「植え替え」の項をご覧ください。
■関連ページ>>>植え替え
5・病気や害虫予防
病気や害虫は付きにくい植物ですが、予防のために3ヶ月に一度、殺虫剤と殺菌剤を
散布します。薬剤については、
住化タケダ園芸株式会社さんのサイトに詳細がありますので一度ご覧になられると良いかと思います。
わたしも住化タケダ園芸の「オルトラン粒剤」と「ベンレート水和剤」を使用していま
す。特に粒剤は鉢土の上にばら撒くだけなので便利です。他に殺虫剤と殺菌剤が
ひとつになったスプレー式のものなども販売されていますので、少量の場合だと
そちらのほうが便利かもしれませんね。
あとナメクジによる食害にも注意しましょう。予防薬を散布するなどしてナメクジを
近づけないようにします。特に地面に直接置いている場合は要注意です。
■関連ページ>>>住化タケダ園芸株式会社
6・水やりの方法
サボテンという名前が付いているので普通のサボテンのように思われるかたがいますが、
シャコバサボテンはそれほど乾燥に強くはありません。かといって加湿にすると
根腐れが起こるので、どの植物にも言えることだと思いますが、水やりは難しい
作業です。詳しくは「水やりの方法」をご覧下さい。
■関連ページ>>>水やりの方法
7・肥料
肥料は与えすぎても少なすぎても植物の成長に障害をもたらします。
シャコバサボテンの栽培では、基本的に4月から7月までの成長期にのみ肥料を施します。
詳しくは「用土・肥料」をご覧下さい。
■関連ページ>>>用土・肥料
8・葉(茎節)が萎れている
根腐れや根詰まり、水不足により葉に十分に水分が行き届かない場合と、肥料濃度が
濃い時に起こる肥焼けが考えられます。根腐れや根詰まりになった株はいくら水やり
しても株が水分を吸収できないので葉(茎節)が枯れていきます。シャコバサボテンの
生育障害のほとんどが水と肥料に起因するものです。葉が紫色になったり、腐ったように
シワシワになったりするのは根腐れを疑ってみて下さい。特に販売されているものは
ボリュームをつけるために一鉢にかなりの数の株を植えていますので、根詰まりが
起こりやすいです。
■関連ページ>>>用土・肥料
9・葉と葉の間(茎節間)の発根
土に接していない部分から根が出てくることがあり、この根を気根と言います。
シャコバサボテンは根の部分に障害が起こり株が枯れそうになると、その上の茎節間から
気根を発生させて株を守ろうとします。要するに自然に挿し芽をする状態になります。
ですから気根が出てきたら根詰まりや根腐れ、あるいは水不足と考えてください。
また空気湿度が高い場合も気根の発生がみられますが、その場合も根が正常ではないと
考えていいと思います。
気根が出てきた時の対処法としては、植え替えて鉢土の通気性や排水性をよくしてあげる
ことがあげられますが、春以外の植え替え時期を逃した場合は、鉢土の表面を少し耕して
通気性や排水性を高めます。また珪酸塩白土製品のミリオンなどを表面にばら撒きます。
その上で同じく珪酸塩白土製品のハイフレッシュを水やりのときに使用します。
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植え替え
水やりの方法
10・鉢土からの異臭
根腐れが起きているものと思われます。腐った根を取り除き、通気性・排水性の
良い鉢土に植え替えます。あまり大きい株でしたら株分けを行い、根詰まりを
予防します。鉢土から異臭がするということはかなり根腐れが進行していると
思われますから、出来るだけ早い処置が望まれます。腐っている部分が多いときは、
植え替えするとともに、元株はあきらめなければならないかもしれませんので、
挿し芽による株の更新も行い株を残すようにします。
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用土・肥料