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シャコバサボテンの栽培

シャコバサボテンの購入

株の購入時期

シャコバサボテンは花屋さんで年中売られているわけではありません。9月頃から 翌年の1月頃までの開花の時期に販売され、それ以外の時期では入手が困難に なります。ですから「欲しい」と思った時に買わないと、店頭から姿を消してしまう ということもあるわけです。

開花株の管理

9月下旬から10月にかけて売られている開花株を買うと、管理次第では 落蕾があります。 シャコバサボテンは環境の変化に非常に敏感な植物 ですから、買われた花屋さんの環境に近い場所で管理するのが、落蕾をさせない 重要なポイントです。特に高温と鉢土の多湿、過湿には注意して下さい。

買ってきた株の置き場所ですが、 関東にお住まいのライチさんのご意見では「気温のあがるカーテン越しには、絶対置かない事」であり、 「NHK趣味の園芸・シャコバサボテン」では「日中の温度が25度以上にならないように」との ことです。要するに「直射日光の当たらない涼しいところ」 に置くほうが良いようです。

この時期ですと最低気温も15度前後で蕾も成長して行くのですが、気温の低下する11月下旬頃 からは「涼しい場所」ですと蕾が成長しない場合があります。東日本ですと最高気温も10度以下の 日が続くと思います。そうなりましたら、少し暖かい場所でないと蕾が成長せずに開花しません。 この時期に蕾が大きくならないという状態でしたら、暖かい場所に移動してみてください。

◆蕾の状態で購入した、ゴールドチャームの開花の様子です。

ゴールデンチャーム1

ゴールデンチャーム2

~画像をクリックすると高画質でご覧いただけます。~

10/07 購入。室内の窓から少し離れた直射日光の当たらない明るい場所に置く。一番大きい蕾は45mm、5mm以下の小さいものもある。

最高気温28度、最低気温17度、湿度60%

10/10 購入後はじめての潅水。一番大きい蕾が開いていってます。花の色がはっきりとお分かりになると思います。我が家ではまだクーラーが作動中。

最高気温27度、最低気温16度、湿度45

10/12 開花。咲きました。大きめの花。金色の花弁にピンクの雌しべが、なんともエキゾチックな感じです。次から次へ蕾が大きくなっています。

最高気温26度、最低気温18度、湿度60%

これぐらいの気温だと蕾から一週間ほどで開花に向かいます。低温になるにしたがって、開花速度も落ちてきます。

株の選び方

購入時期で書いたように、ほとんどの人が蕾あるいは花が咲いている状態で シャコバサボテンを買うと思います。それも蕾の状態、あるいは満開に至ってない 状態だろうと思います。蕾の状態で買われる株について注意したいのは、やはり落蕾です。 蕾が小さいほど環境の変化や気温の変化の影響をうけて落蕾しやすいので、 (1)蕾の大きいもの を、またひとつの茎節にあまり多く蕾が付いているものも落ちやすいので (2)ひとつの茎節に多くても3つの蕾のもの を選んだ方が良いようです。

そして(3)葉の色が良く元気の良いもの、 (4)株がしっかりしているものを選ぶように して下さい。(3)(4)についてはどの植物にも言えることだと思います。

株の大きさですが、あまり大きいと管理も難しくなります。1鉢に十数株植えていてるものも 目にしますが、買われた年に見るだけならかまいませんが、翌年も育てて行くとなると 根詰まりや根腐れの原因にもなります。

4号鉢に3株ぐらいが育てやすいのですがそれですとどうしたも貧弱に見えるので、 株数を増やしたり、寄せ植えにして大株に仕立てていたりします。このまま育てて行くと、 根詰まりや根腐れによって何株かが枯れてしまいます。この対処方法については 「植え替え」で説明したいと思います。

翌年の開花時期

購入した株を翌年も育てて、購入した時期に花が咲かないということがあります。 これは生産者の方が開花調整を行って市場に出荷しているためです。自然栽培していると 短日になり気温低下などの条件が揃わないと着蕾しないので、12月頃から咲き始める ものがほとんどです。上記ゴールドチャームも12月中旬から開花します。ですから 慌てずに少し待ってみましょう。

シャコバサボテンとは

デンマークカクタス、カニバサボテン、それとも、しゃこばさぼてん?

シャコバサボテンのルーツはブラジル・リオデジャネイロ州のオルゴン山という標高1000メートル~1800 メートルの高地に自生しているカニバサボテン(Shlumbergera russelliana シュルンベルゲラ・ラッセリアナ) と、それよりも低いところで自生しているシャコバサボテン(Shlunmbergera truncataシュルンベルゲラ・トル ンカタ)が自然交配してできたものだと言われています。

ですから「カニバサボテン類の交配品種群」と植物専門書には書かれていたりします。 この「カニバサボテン類の交配品種群」を、さらに交配して作られたものが、現在わたし 達の言うシャコバサボテンで、12月頃に咲くので、クリスマスカクタスとも呼ばれています。 明治初期に日本に入ってきたということです。

元来、木や岩などに根を張る着生植物ですが、現在多くは土の中に植えられて栽培されています。 またデンマークで改良され1980年代に導入された、大輪早生のものをデンマークカクタスと呼んでいます 。花屋さんなどで売られているものは、シャコバサボテンとデンマークカクタスを区別してますが、 同じものとして扱っても良い思います。

カニバサボテン

カニバサボテン

カニバサボテン

これは原種カニバサボテンの一種で、大正6年頃日本に入ってきたそうです。シャコバサボテンに 似ているのですが、茎節の突起がシャコバサボテンのように鋭くなく、丸みを帯びています。

開花時期もシャコバサボテンよりも遅くて1月~3月頃です。よく開花時期から、イースターカクタスと 間違われるかたがいますが、イースターカクタスは星クジャクサボテンと言われるように、 月下美人やクジャクサボテンに近いものです。イースターカクタスの葉はシャコバサボテンや カニバサボテンよりも少し大きく厚みがありますし、花は全く違います。
カニバサボテンについて (参考・植物園へようこその 「イースターカクタス」

葉が蝦蛄(しゃこ)に似ているからシャコバ、蟹に似ているからカニバ、花の形が星に似ているから 星クジャクサボテンなんてネーミングも面白いですね。

このサイトについて

栽培管理方法は「水やり方法」「どこに置いて育てるか」「春の摘葉と秋の芽摘み」「植え替え」 「花を咲かせよう」「土・肥料について」「よくある質問」でご覧いただけます。 その月になにをすればいいのかの「毎月の管理」をご覧になっていただき、そのうえで 前記の各項目をご覧頂くと作業がやりやすいかと思われます。ご不明な点やご質問など ありましたら「お問い合わせ」または直接メールにてお問い合わせ下さい。出来るだけ迅速に 対応したいと思います。

わたしとシャコバサボテン

私の実家には父親が育てていたカニバサボテンがあります。 私の幼い頃の記憶の中にも(もう30年以上も前の記憶ですが…) 実家のカニバサボテンの花があります。父親は亡くなったのですが、 そのカニバサボテンたちは今だに元気よく育っています。このサイトで紹介しているカニバサボテンも その父親が育てていたものの子孫です。数十年経った現在でも命は受け継がれて行く。

しかし残念ながらこの先数十年枯れないという保障はどこにもありません。 日々思考錯誤しながら育てている毎日です。そうした日々の記録であります。 その記録が、ここに来られる皆様の参考になればと思っております。

シャコバサボテンの栽培に関するご質問や疑問などありましたら、ご遠慮なく お知らせ下さい。出きる限りのお答えをしたいと思っています。 なお栽培方法は地方によっては幾分違うと思います。私は九州熊本に住んでいますので、 そのことをご考慮のうえ管理の方法をお決め下さい。

テスト投稿です

これはテスト投稿です。

桜

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